皆さん、こんな悩みはありませんか?
本を読んで会計の勉強をしたいけど、会計本ってたくさんあってどれがいいか分からない。
簿記を学べば仕事に活かせるのはわかっているけど、どうしたらいいだろう・・。
そんな方には「会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方」をオススメします!
- 楽しく決算書が読めるようになりたい人
- 簿記を学んだことがない人
- 簿記資格を勉強中の人
- 実在する企業の決算書で勉強したい人
会計の勉強の第一歩はこの本!
本書の特徴は、架空の企業ではなく、実在する企業の決算書をベースにして簿記が学べる点です。
実在する企業の貸借対照表や損益計算書を元にした会計クイズを解きながら、決算書を読み解く力が養えます。
簿記資格の勉強をしたことがある人はわかるかと思いますが、簿記資格のテキストは架空の決算書を元に書かれており、自分ごととして考えることができないのです。
一方で、本書は実際にある企業がベースなので、自分ごととして考えられます。
自分の身近にある企業(メルカリやニトリHDなど)の生きた決算書に触れながら、決算書を読み解く力を鍛えられるのです。
決算書とは、以下の4つからなります。
本書では、1〜3のB/S、P/L、C/Sの3つが取り上げられています。
3つは特に重要な情報であり、「財務3表」ともいわれています。
貸借対照表・損益計算書と言われても、初学者の方は何かわからないですよね。
しかし、本書では、初学者の方でも理解ができるようにしっかり説明されています。
決算書を読めることの最大の魅力は以下の通りです。
- 決算書を読むスキルを身につけた際のメリットが大きいという「実利」の面
- 企業の隠された戦略を読み解けたときの面白さがあるという「謎解き」の面
会計の知識が身に付くことはもちろんのこと、決算書から企業のビジネス戦略なども読み取れるようになれるのです。
決算書を通してより身近にあるモノ・サービスのビジネス理解を深められます。
『会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方』本紹介
本紹介
- 著者:大手町のランダムウォーカー
- イラスト:わかる
- ページ数:200ページ
- 出版社:KADOKAWA
- 発売日:2020年3月28日
著者紹介
Twitterフォロワー数10万人超。
公認会計士試験合格後、大手監査法人勤務を経て独立。
amazon.co.jp
「日本人全員が財務諸表を読める世界を創る」を合言葉に「大手町のランダムウォーカー」として「#会計クイズ」を始め、様々な業種・立場の人をネット上で巻き込み好評を博す。
現在は株式会社Fundaにて「#会計クイズ」を運営するほか、企業研修やコンサルティング業務も行っている。
「日本人全員が財務諸表が読める世界を創る」を合言葉に活動されています!(すごい!)
Twitterフォロワー23万人超。
平成生まれのイラストレーター。絵を描くことが好きで、日常のふと思うことをイラストにしてTwitterをはじめたところ、ゆるいイラストとシュールなことばのアンマッチで人気を得る。LINEスタンプやグッズなども販売中。
主な著書に「今日は早めに帰りたい」(KADOKAWA)がある。
可愛いイラストで本書を彩ってくれていますよ!
『会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方』をオススメしたい人
本書『会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方』をオススメしたい人は以下の通りです。
- 楽しく決算書が読めるようになりたい人
- 簿記を学んだことがない人
- 簿記資格を勉強中の人
- 実在する企業の決算書で勉強したい人
なぜ、上記のような人に本書をオススメしたいかを順番に解説していきます。
楽しく決算書が読めるようになりたい人
楽しく決算書が読めるようになりたい人にオススメです。
本書では、「とにかく楽しく決算書を読めるようになる」ことをコンセプトに書かれています。
決算書が楽しく読めるようになるための著者の考え方として、決算書を”謎解き”と考えている点です。
決算書が読めれば、決算書から企業戦略が読み解けるようになるのです。
つまり、それぞれの企業戦略の謎を決算書から解き明かしていこうというわけです。
決算書を”謎解き”だと考えれば、楽しく決算書が読めそうですよね!
決算書が楽しく読めるようになるための工夫として、決算書が図解化されています。
決算書はただの数字の羅列ですが、図解になることで一気に見やすくなりますよ!
決算書が図解化されることで、資産や負債などの項目の大小がはっきり可視化され、企業戦略を読み取りやすくなります。
本書を読んでいただければ、必ず決算書を読むことが楽しくなるはずです!
簿記を学んだことがない人
簿記を学んだことがない人にもオススメです!
本書は、2部構成になっています。
1部で基礎知識の説明がしっかりされており、2部で実践的な決算書の読み方が説明されています。
例えば、貸借対照表のチャプターでは、まず貸借対照表とは何かという説明がわかりやすくされています。
そこから貸借対照表を使った会計クイズで企業戦略を読み解いていく訓練をします。
簿記を学んだことがない人でも、スムーズに読み進められますよ!
簿記を学ぶ最初の一歩でつまずかないためにも、ぜひ本書を手に取ることをオススメします。
簿記資格を勉強中の人
簿記資格を勉強中の人もオススメです。
簿記資格の勉強で大事になるのは、仕訳のルールを覚えつつ、仕訳のスピードをいかに上げるかだと思います。
簿記資格で、簿記のルールなどは身に付くかも知れません。
しかし、その先にある企業戦略を読み解いたり、決算書を読む楽しさだったりが分からないままになるかも知れません。
本書を読めば、決算書が読める楽しさを実感できます!
簿記の勉強をしていて土台ができているため、書かれていることも理解しやすいはずです。
簿記資格の勉強のプラスにもなります!
せっかく簿記の勉強をしているのだから、勉強したことがどのように活かせるのかを知っておくのも大切です!
簿記資格の勉強の合間に、ぜひ本書を読んでみてほしいです!
実在する企業の決算書で勉強したい人
本書では実在する企業の決算書を使い、決算書の読み方を学んでいきます。
例えば、上の画像のようにブックオフやセブンイレブン、キャンドゥの決算書を使い学んでいきます。
誰もが利用したことがある企業だからこそ、興味を持って学べるはずです。
そして身近な企業がどのような企業戦略で経営を行っているのかを、決算書から読み取る面白さもあります!
ぜひ楽しみながら簿記を学んでほしいと思います!
まとめ:決算書を読めるようになりたいなら本書を読もう!
この記事では、『会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方』をオススメしたい人について書いてきました。
今までは決算書と聞くだけで抵抗感があった人も、本書を読めば決算書を読むことが楽しくなるはずです。
私もその一人です!
決算書を楽しく読めるようになりたい人は、ぜひ本書を手に取ってみてください!