【書評】フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか 堀内 都喜子著

ユウ
ユウ

凝り固まってしまった価値観を打破するおすすめの本をご紹介します!

このようなお悩みはありませんか?

仕事で残業ばかりしてプライベートの時間をしっかり取れず、毎日が楽しくない

上記のような悩みをきっと解決してくれる書籍、『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』をご紹介します。

この本をおすすめしたい人
  • 異国の文化や価値観を学びたい人
  • 生活の質を上げる知恵を知りたい人
  • 日々仕事に追われてしまっている人

この本は、日々いろんなことに追われてしまって、毎日を楽しめなくなってしまっている人に、大切な気づきを与えてくれる!そんな本です。

この本を読んで学べること

「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」を読んで学べること!

・仕事がすべてではなく、家庭や趣味の時間をとることの大切さを知るきっかけになる。

休むことがいかに仕事のパフォーマンスに繋がるかがわかる。

年齢や性別などに縛られない生き方の大切さを学べる。

国連が発表している「世界幸福度ランキング」で5年連続での首位を獲得しているフィンランドから、今生きる上で大切なヒントがたくさん学べる!【日本は54位 2022年】

「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」本紹介

書籍情報

書籍情報

タイトル:フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

著者名:堀内 都喜子(ほりうち ときこ)

出版社:ポプラ社

発売日:2020年1月10日

ページ数:224ページ

著者紹介:堀内都喜子さんのプロフィール

堀内都喜子さんのプロフィール

長野県出身。大学卒業後、日本語教師などを経てフィンランドのユヴァスキュラ大学大学院に留学。コミュニケーションを専攻し修士号取得。帰国後は都内のフィンランド系機械メーカーに勤務する一方、ライター、通訳としても活動。2013年よりフィンランド大使館広報部でプロジェクトコーディネーターとして勤務。

著書『フィンランド 豊かさのメソッド』(集英社新書)。『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』(ポプラ新書) 翻訳作品『チャーム・オブ・アイス~フィギュアスケートの魅力』(サンマーク出版)

SchooHPより
ユウ
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フィンランドへの留学や大使館での勤務などの実体験からわかりやすく書かれていますよ!

内容紹介

「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」の内容紹介

午後4時に帰って、有休100%取って、
わたしたち日本人より稼いでいるんですよね。
21世紀のヒントが山のようにある本です。
――出口治明氏推薦!

3年連続!2020年も幸福度世界1位!
34歳の女性首相誕生で注目のフィンランド!

日経新聞書評、朝日新聞書評、毎日新聞、ハフィントンポスト、東洋経済オンライン、プレジデントオンライン、現代ビジネスオンライン、ウートピ ほか多数の媒体で話題!

有休消化100%、1人あたりのGDP日本の1.25倍、在宅勤務3割、夏休みは1カ月。3年連続で幸福度1位となったフィンランドは、仕事も休みも大切にする。ヘルシンキ市は、ヨーロッパのシリコンバレーと呼ばれる一方で、2019年にワークライフバランスで世界1位となった。

効率よく働くためにもしっかり休むフィンランド人は、仕事も、家庭も、趣味も、勉強も、なんにでも貪欲。でも、睡眠は7時間半以上。やりたいことをやりつつも、「ゆとり」のあるフィンランド流の働き方&生き方の秘訣を紐解きます。

amazon.co.jpより引用
ユウ
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現代を生きる上で大切な知恵が盛りだくさんですよ!

この本をおすすめしたい人

異国の文化や価値観を学びたい人

著者の方の、フィンランドへの留学やフィンランド系企業・フィンランド大使館での勤務などの、実体験ベースで書かれているため、文化や価値観の違いをイメージしやすい。

日本に住んでいると、日本の文化や価値観に次第に染まってしまいますが、それがいかに日本特有のものなのかということが学べます。

フィンランドの友人が「大変な仕事を簡単そうにやっていたり、効率よくこなしサーッと帰るのが格好よく、できる大人の証拠」と言っていた

「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」より引用

日本では、みんなが残業をしているのに、自分だけが帰宅することに後ろめたさを感じてしまう部分があると思います。

しかし、フィンランドでは、効率よく仕事をこなし、残業をせずにサーッと帰っていくことが格好いいという価値観があるのです。

日本に住んでいると驚くべき価値観かもしれませんが、フィンランドではそれが当たり前の価値観なのです。

日本でも、「働き方改革」でワークライフバランスについて考えられるようになりましたが、まだまだ残業をするのが当たり前という価値観が抜けきれていないと思います。

日本でも少しずつ働き方の空気感が変わってきているとはいえ、まだまだ改善の余地がある段階ですが、価値観を見直すという意味でもいいきっかけになると思います!

生活の質を上げる知恵を知りたい人

フィンランド流の生き方には、生活の質を上げる知恵も盛りだくさん

フィンランド人は、仕事も大切にしますが、仕事以外の時間も大切にする文化が根付いているのです。

書籍のタイトルにもなっていますが、フィンランド人はほとんどの人が定時に帰ります。それは、自分時間を大切にするためなのです。

家族や趣味、勉強、睡眠などの時間もとても大切にしているのです。

ユウ
ユウ

仕事以外の時間も、なんにでも貪欲な姿勢から学ぶことがたくさんあると思いますよ。

日々仕事に追われてしまっている人

少しずつ変わってきていますが、まだ仕事に追われて、自分時間を謳歌できていない人が多い印象です。

人生の目的が仕事になってしまって、本当に大切なことに目を向けられていないのではないか、と思います。

休みの日でも会社から連絡が入ってきて、休みの日でもしっかり休めていない状態の人もいると思います。

一方フィンランドでは、休みの日には休むことに集中するために、メールが入ってこないようにしているようです。

休みの日は休むことに集中し、疲れを休みの間に取り除き、最高のコンディションで仕事がスタートできるようにしているのです

それを会社や国がしっかりと認めて、制度などを整えているのです。

休むことの重要性が再認識できますし、最高の休み方のメソッドまでフィンランド人から学ぶことはたくさんあります。

ゆう
ゆう

流行りのサウナもフィンランド発祥ですね!

「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」をおすすめする理由

現代の日本にプラスの影響を与える知恵が盛りだくさん!

「働き方改革」などでワークライフバランスの大切さが浸透し始めた、現代の日本には、フィンランド流の行き方かた学ぶことがたくさんあると読んでいて感じました。

サウナが流行り始めたことで、2021年の流行語に「ととのう」という言葉がノミネートされました。

「ととのう」とは

「ととのう」とは、サウナ愛好家が使う言葉であり、昨今ではサウナ愛好家以外でも使われるようになった。「サウナ→水風呂→休憩」のセットを何度も繰り返し、多幸感を得ること(=ととのうこと)を指す。

サウナはフィンランド発祥であり、フィンランドは今でもサウナが日常生活になくてはならないものとして存在しているそうです。

フィンランドが、「世界幸福度ランキング」で首位をとり続ける理由は、サウナのような心を整える術が確立されていることが大きな要因なのかもしれません。

サウナのように、フィンランド人の生き方や価値観などから、現代人が生きる上で大切な術がたくさん学べると思います。

ゆう
ゆう

私自身、この書籍からフィンランド人の生き方や価値観からとても大切なものを学べました。

「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」の書評まとめ

この本を読んで学べること

「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」を読んで学べること!

・仕事がすべてではなく、家庭や趣味の時間をとることの大切さを知るきっかけになる。

休むことがいかに仕事のパフォーマンスに繋がるかがわかる。

年齢や性別などに縛られない生き方の大切さを学べる。

サウナ発祥の地、フィンランド流のゆとりのある働き方&生き方の秘訣を学ぼう!

日本での価値観だけに縛られてしまうのではなく、豊かな価値観を持ち、人生の幅を広げていきましょう!

ゆう
ゆう

少しずつ学んで、行動して、豊かな人生にしていきましょうね!

 

本記事を最後まで読んでくださって、ありがとうございます!

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